噴進式日記Ver.2

モノグラム 1/72 SR-71A

2014/6/11

SR-71Aの改訂版デカールがもうすぐ到着する予定なので、インストの編集中ですが、いつもめんどくさがって作らない使用見本をちょっとやってみようかと思い、モノグラムのキットを引っ張りだしてみました。
改めて見ると、よくできたキットです。
白眉はこの前脚収納庫。
中に収められた球状ヘリウムタンクが実感タップリに彫刻されています。
全体としては決して正確とは言えないんですが、リアリティとしては素晴らしい出来。
モノグラム、やっぱりすごいメーカーだったんですね。

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Meng Model Me163 ─ デカール ─

2014/3/30

もうほとぼりも冷めたと思うので、いいですよね。
「モデルグラフィックス」14年3月号でMeng Modelの作例を作らせていただいたんですが、どうも同社の社長は難しい人らしく、批判や指摘はゼッタイダメ!という、なんともご無体な指示が編集部からありまして、もう殆ど報道管制状態でした。
というわけで、何回かに分けて、書きたかったけどかけなかったことにさらに尾ひれを付けて、ここでぶちまけようと思ってます(笑
まずはキットのデカールです。
内容はシュペーテの赤のPK+QLとJG400の「白の13」さらに英空軍による鹵獲機、といった内容です。
バリエーションの乏しさはともかく、問題はその内容です。

Aが主翼下面、Bが胴体用のハーケンクロイツとラジオコールのセットなんですが、実はこれ完璧な間違い。
元ネタはこれ。

古いプロファイル・シリーズに収録されているイラストです。初版は恐らく70年代初頭かと思われます。
そもそもラジオコールの大きさはちゃんと規格があって、隣り合うハーケンクロイツ左右の袖の、一番外側の黒縁と高さを揃える、というルールがあります。
黒縁が省略されている場合でも、仮想の高さとして揃えるので、結果的にハーケンクロイツの袖よりもちょっと高くなっていることがあります。Me163のラジオコールはこれに該当します。
少なくとも写真を見る限り、Me163においてこのルールは徹底して守られています。もちろんシュペーテの機体も例外ではありません。

さらにハーケンクロイツ(A)にいたっては噴飯モノで、ただの黒十字になっちゃってます。
ちなみにもうひとつの「白の13」に関しては、写真での同定が出来ませんでしたが、44年の3~4月に練習飛行の記録がありました。
ということは、ドイツ戦闘機の迷彩色は44年の夏を境に変化していますから、キットの指定のようなグリーン系のRLM81/82ではなく、グレー系のRLM74/75とするのが自然だろうと思います。
何ゆえこんな古い資料に基づいてデカールを作ろうと思ったのか、まったくもって理解が出来ませんが、まあMengばかり責められません。あの「世界の傑作機」シリーズにおいても、同様の間違いが見られますし、主翼のハーケンクロイツのレイアウトの説明には「少し傾いて書かれている」というなんともアバウトな解説もあったりします。
(主翼のハーケンクロイツは「動翼を除いた主翼の中心線に平行」という基本ルールが存在します。「少し傾いて」いるのとは、ちょっと違うんですよね。)

ちょっと言い過ぎましたかね。でもちょっとすっきりしました(笑
次回はキットそのものについて、こまかく見ていきます。


1/200 Li-2:Zvezda

2014/3/24

以前編集部でいただいたズベズダの1/200 Li-2。
要はDC-3のライセンス生産機ですね。
それはいいとして、キットのクリアパーツがあまりにも独創的だったのでご紹介


胴体にぱちんと仕込んで挟めばオッケイ。すごい画期的。
もう旅客機の窓とか全部これでいいじゃん的な。
3分で士の字どころか3点で立ちましたよ


すき間www

まだカイゼンの余地はありそうです。
でもプロポーションはいいですよ


シコルスキーS-42クリッパー

2014/3/22

144飛行艇熱がちょっとだけ再燃しました。
今は亡きエアクラフトモデルズのS-42、長らくお手つきになってた物件です。
同社は80年代中ごろに登場したバキュームキットメーカーでしたが、このS-42をはじめ、A&Wアトランタとかビッカース・ビミーの民間型とか、あまりにも通好みなラインナップがたたったのか、数年で消滅してしまいました。中にはマーチン・マーズみたいな大物もあって、買い逃したのが悔やまれます。
とりあえず主要部品は形になったのですが、もうね。合いません。主翼は中央と翼端の3分割ですが、補助翼位置を合わせると、翼弦長が食い違います。胴体側面の丸窓は、どうやら原型に丸い穴を開けた板を貼り付けて作ったらしく、みょーな段差ができてます。
というわけで、今ではちょっと考えられない素朴なキットですが、まあバキュームキットなんてこんなもんでしたし、それもひっくるめて楽しめないと、この手のキットは厳しいですわな。
胴体サイズはかわいいもんですが、翼長だけなら同じ4発エンジンの二式大艇と同じくらいあります。いかに非力な動力で引っ張ってたかっつうことですね。
S-42


gooブログより移転しました。

gooブログにおいて、2004年から10年間運営してきました「噴進式日誌」」を、新たにver.2として、当ウェブサイト内で展開することにいたしました。とりあえずはご挨拶をば。今後もデカールの話、模型の話など今までと相も変わらぬ模型馬鹿テイスト丸出しの不定期で掲載してゆきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします!